留学体験レポート
心理学分野 金川毬乃
留学先:韓国 国民大学
私は2年生の8月から12月の間、韓国ソウルにある国民大学に留学しました。
初めての海外に一人で行くということで初日は不安と緊張がありましたが、優しいに人々に助けてもらい、なんとか乗り越えることができました。
授業は、韓国語で歴史を学ぶ授業、英語でIT関連について学ぶ授業などいろいろ受講してみましたが、一番印象に残っているのは日本語で日本の社会問題などについて韓国の学生とともに討論する授業です。韓国の学生の日本語能力の高さに驚き、日本の問題に対する韓国の方の意見が非常に勉強になりました。
国民大学では、日本語学科での所属で、学科のサークルで遊園地に行ったり、飲み会をしたり、日本に関心がある韓国人の友達がたくさんできて非常に有意義な時間を過ごせました。日本と韓国は地理的にも行き来しやすいため、旅行の際に会うなど、留学だけにとどまらず、関係を続けることができる点が嬉しいなと感じます。
違う言語、文化での生活となり大変なこともありましたが、留学を経て、何事も意外と何とかなる、生きていけるという気持ちになり、自分が以前よりたくましくなったように思います。4か月という短い時間でしたが、中身がぎゅっと詰まった、本当に充実していた時間、貴重な経験となり、絶対に行ってよかったと感じています。
歴史学・考古学分野東洋史学領域 山内彩葉
留学先:イギリス ケント大学
私は、EPOKを利用しイギリスのケント大学に留学しました。滞在は2回生の9月下旬から3回生の4月上旬の7か月間で、2タームを過ごしました。
留学の動機は、語学力を磨きたい、そして自分を試してみたい、さまざまな国からの人と交流してみたいなど、ごくありふれたものでした。
いざ降り立った、慣れない土地での半年間の生活は、驚きや苦労の連続でした。日々の予習復習は大変でしたし、授業についていくのにも精一杯でした。しかし、それは同時に自分を成長させてくれました。語学力のみならず、体力面・メンタル面の自己管理能力も身に付きました。
ケント大学はカンタベリーという豊かな歴史を持つ街にあり、大聖堂やミュージアムがいくつもあります。自然も豊かで、休日は街に出て友人と息抜きをすることもありました。ロンドンやドーバーに日帰りで旅行も経験しました。しばしばトラブルにも遭遇しましたが、現地でできた同じく留学生の友人と乗り越えることができ、度胸がついたように思います。
さまざまな国からの、かけがえのない友人ができました。授業やイベント、寮生活を通じて知り合った友人たちには、さまざまな文化的背景を持つ人がいました。彼ら・彼女らとの交流は、息抜きになるだけでなく、自分自身や自分を作っている環境について見つめなおすきっかけにもなりました。
この経験をこれからの人生の大切な糧にできるよう、これからも日々努力を重ねていきます。