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つなぐ・つながる文学部「若者と家族のいまをみつめる」シリーズ第3回映画上映&意見交換会「「日本人」って誰?~「HAFU」から考える」を開催しました。

1月23日、岡山大学文学部は「若者と家族のいまをみつめる」シリーズの第3回として、映画上映&意見交換会「「日本人」って誰?~「HAFU」から考える」を開催し、学生・市民の方など100人を超える方々にご来場いただきました。当日は、ドキュメンタリー映画「HAFU」(監督:西倉めぐみ・高木ララ、2013年)の鑑賞に続いて、岡山倉敷フィリピノサークルの大山マージョリーさん、古城デイジーさんから、岡山で「ハーフ/ダブル」の子どもを育ててきた経験についてお話をうかがい、最後に参加者のあいだで意見交換を行いました。

写真1映画「HAFU」は、日本人と外国人の親から生まれた「ハーフ」の子ども・若者5人に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。公開直後から話題を呼び各地で自主上映が行われていますが、今回、岡山でも初上映の運びとなりました。日本社会で様々な困難や悩みを経験しつつも、多様性が認められる社会の担い手として生きる「ハーフ」たちの姿に引き込まれる映画でした。

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岡山倉敷フィリピノサークル代表の大山マージョリーさん(左)と同相談役の古城デイジーさん(右)

大山マージョリーさん、古城デイジーさんは日本人と結婚し、岡山で「ハーフ/ダブル」の子どもを育ててこられました。その経験や子育て中に感じた思いについて話してくださいました。

最後に、参加者の間での意見交換会は、限られた時間ではありましたが、「ハーフ/ダブル」当事者の中学生の発言や、「日本人」自体の多様性を指摘する声が出されるなど、有意義なものとなりました。

この度は非常に多くの方々にご来場いただき、まことにありがとうございました。岡山大学文学部は、今後も学生・市民が集まり、今日的課題を共有し、語り合う場をもうけていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。