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文学部 文化講演シリーズ「ニホンガクの最前線」第7回のご案内

中国の杭州は、中国浙江省の北部に位置する交通の要所です。銭塘江に臨み、大運河の南端にある都市として、南宋時代には首都となりました。また仏教の要地でもあることから、唐代より杭州に滞在した高僧も少なくありません。鑑真も律を講じたことがありますが、最澄や空海に代表される入唐僧らの関心は薄かったようです。しかし、宋代になると、入宋僧らの記録の中に、杭州および杭州仏教の事情がしばしば見られるようになりました。
本講演では、入宋僧の一人である成尋の『参天台五臺山記』をもとに、当時の杭州仏教のみならず、日本仏教の動向についても考察します。

■日時
2015年1月30日(金)17:00~18:30

■場所
文学部会議室(文法経1号館 2階)

■講演テーマ及び講師
杭州寺院における入宋僧と日本仏教の動向
王海燕 (浙江大学人文学院歴史学部・副教授)
  
*津島キャンパスへのアクセスについては、岡大HPのトップページ上部の「交通アクセス」ボタンをクリックし、「アクセス」のページの「津島キャンパス」を選択してください。

一般聴講歓迎・入場無料・事前申込み不要
駐車サービス券支給

多くの皆様のご参加をお待ちしています。

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お問合せ

岡山大学社会文化科学研究科総務グループ庶務担当
086-251-7345
今津勝紀
kimazu@cc.okayama-u.ac.jp