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つなぐ・つながる文学部「若者と家族のいまをみつめる」シリーズ第2回映画上映会&講演会「「家族の絆」って何?〜隣で寄り添う児童福祉のかたち〜」のご案内

現代の日本社会における家族のかたちの多様性は、メディアなどを通じて話題になることが増えています。しかし、私たちの日常感覚の中では、「こうあるべき」という家族の姿が固定的な形でイメージされているのではないでしょうか。あたりまえと感じる家族イメージが強ければ強いほど、そうではない現実を生きる若者たちの姿は見えにくくなってしまいます。
この講演シリーズでは、講演や映画鑑賞に、当事者を交えた対話型のセッションを組み合わせた形式で行うことにより、当事者と参加者、参加者同士の間に新たなつながりを作り出すことをめざしています。
そこで第2回目として、ドキュメンタリー映画「隣る人」の上映会&講演会を行います。本作は、8年間にわたり児童養護施設を密着取材しその日常を丁寧に描いています。懸命に生きる子ども、寄り添うスタッフ、そして親。第9回文化庁映画賞・文化記録映画部門大賞を受賞した本作が訴えかける意味は、児童虐待のニュースが相次ぐ今、ますます重みを増しています。
映画上映に引き続いて、岡山市内の児童養護施設から先生をお招きして現場の声をお届けし、ご来場の方々と意見交換させていただきます。現在、家族の形は従来に比べずいぶん多様化しています。児童虐待の問題のみならず、家族観や人と人のきずなのあり方について、学生や市民のみなさんと一緒に考えることができれば幸いです。

日時:2014年12月18日(木)18時00分~20時30分

場所:岡山大学 文・法・経済学部講義棟20番講義室
岡山市北区津島中3-1-1
(お車でご来場の方には駐車券をお渡しします)

テーマ及び内容:「家族の絆」って何?〜隣りで寄り添う児童福祉のかたち〜

第一部 映画上映
「隣る人」(監督:刀川和也、2011年、85分)

第二部 講演会
則武直美(岡山聖園子供の家 施設長)

主催:岡山大学文学部

参加費用:無料・予約不要

チラシはこちら

お問合せ先

文学部庶務グループ
086-251-7345

大貫 俊夫(文学部准教授)
086-251-7412
ohnuki@okayama-u.ac.jp