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シンポジウム「カントと最高善」が開催されます。

岡山大学津島キャンパス・文法経講義棟において、日本カント協会第39回学会の公開シンポジウム「カントと最高善」が開催されます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

日本カント協会第39回学会
シンポジウム「カントと最高善」

■日時 11月22日(土)16:00−18:30

■場所 岡山大学津島キャンパス 文法経講義棟2F 20番講義室

■パネリスト
田原彰太郎(早稲田大学)
「経験主義批判としての最高善論」

山本精一(四国学院大学)
「最高善―カント実践哲学の思索空間」

牧野英二(法政大学)
「希望の原理」としての「最高善」―「最高善」の今日的意義の可能性―

■概要
何が「最も善きもの」―最高善であるのかは、古来哲学の重要な問題であり続けています。それはカントの実践哲学の最重要課題の一つでもあり、カントは道徳性と幸福の一致が「最高善」であるとしましたが、その解釈と評価については今なお議論が闘わされています。
本シンポジウムでは、カントの「最高善」を様々な観点から論じ、それがカント哲学内部の一トピックにとどまるのではなく、私たちの生の全体に関わる問題性をもつことを明らかにします。そのうえで、今日の日本の状況という歴史的・社会的コンテクストを踏まえつつ、「希望の原理」としての「最高善」の今日的意義を探求します。

■津島キャンパスへのアクセス
 岡大HPのトップページ上部の「交通アクセス」ボタンをクリックし、表示されたページの「津島キャンパス」を選択していただくと案内をご覧になれます。

■一般聴講歓迎・入場無料(事前申込み不要)

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お問合せ

竹島あゆみ(社会文化科学研究科准教授)
電話: 086-251-7394
メール: ayu@okayama-u.ac.jp