中東靖恵准教授が著書『地域日本語教育を行政と共に創る―岡山県総社市「総社モデル」の構築と展開―』を刊行しました
文学部の中東靖恵准教授が、長年にわたり岡山県総社市と協働して実施してきた地域日本語教育の研究成果をまとめた著書『地域日本語教育を行政と共に創る―岡山県総社市「総社モデル」の構築と展開―』(ひつじ書房)を刊行しました。
外国人住民の増加と多様化が進む中、自治体における地域日本語教育の体制整備は喫緊の課題となっています。本書は、行政を事業実施主体とする岡山県総社市の日本語教育事業「総社モデル」の構築と展開のプロセスを通して、行政と共に創る地域日本語教育のあり方について提案を行うものです。
「総社モデル」は、日本語教育の質の保証と多文化共生を実現する地域日本語教育の推進に向けた取り組みとして、今後の自治体施策や地域日本語教育の体制整備に寄与することが期待されます。
〈書誌情報〉
書名:『地域日本語教育を行政と共に創る
―岡山県総社市「総社モデル」の構築と展開―』
著者:中東靖恵
出版社:ひつじ書房
刊行年月:2025年11月
頁数:452頁
ISBN:978-4-8234-1307-0