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文化人類学領域ではNHK解説委員室とのコラボでオンラインゼミを実施しました

文学部文化人類学領域では、NHK解説委員室のコラボレーションにより、オンラインゼミを実施しました。3年次生、4年次生が履修する課題演習(文化人類学)をNHK放送センターの解説委員室とつなぎ、米原達生解説委員が参加されました。

米原さんが担当された番組「新型コロナ 差別・偏見とどうたたかう?」(2020年9月3日「時論公論」の枠で放送)を全員で視聴したあと、米原さんご自身からその後の状況も含めて補足的な解説をしていただきました。その後、番組とその内容に関連した米原さんからの問いかけも含め、グループ討論を行いました。

全体セッションでは、グループ討論の内容を共有しつつ、コロナ禍の分断と差別、あるいは営業自粛に伴う罰則規定の問題などについて、個人的経験も含め、さまざまな観点からの意見やコメントが出ました。学生たちは事前準備もして臨んだだけに、活発な議論となりました。タイムリーなトピックで、公共メディアの作り手側にいる方と直接の対話ができたことは大きな収穫だったようです。