文学部プロジェクト研究「鳥の目の獲得と自己認識―近代社会の地理表象・地図表象」のご案内
2017年度岡山大学文学部プロジェクト研究「鳥の目の獲得と自己認識―近代社会の地理表象・地図表象」グループでは、第1回研究報告会を下記の通り開催します。
鳥の目で地形を俯瞰する「鳥瞰視」は地図の制作には欠かせません。近代社会における正確な地図の導入は地理の認識の変化をうながすもので、さらには世界を見つめるまなざしに修正を迫る原動力の一つだったと言えるでしょう。このたびの研究報告会では、中国清末の地図表象と人々の意識、江戸時代の浮世絵師による鳥瞰図の制作にスポットを当て、「地理・景観を把握し、表象すること」の歴史的意義を探ります。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
【日時】
2017年12月13日(水)14:30〜16:30
【場所】
岡山大学津島キャンパス(岡山市北区津島中3-1-1)
文法経文法経講義棟1階 13番講義室
【報告者および演題】
1.遊佐 徹(文学部教授)
「清末危機意識の2次元的転回Mapical turn――地図と近代中国人――」
2.佐々木守俊(文学部教授)
「鳥の目で描かれた浮世絵」
【対象者】
どなたでもご参加いただけます。
【申込方法】
申込不要
【参加費用】
無料
【主催】
2017年度岡山大学文学部プロジェクト研究「鳥の目の獲得と自己認識―近代社会の地理表象・地図表象」グループ
【お問い合わせ】
遊佐 徹 tel 086-251-7377 e-mail yusa@cc.okayama-u.ac.jp