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文学部講演会「ことばを考える、ことばで考える ~いま僕らに人文学が必要な理由~ ほぼ日の学校長 河野通和氏講演会」開催のご案内

 人文学を学んで、なんの役に立つの? そもそもなんで大学で人文学が教えられているの?
岡山大学文学部では、すべての「ことば」に関わる人たちに向けて、いま人文学を学ぶ意味を改めて問いなおす公開講演会を開催します。

 糸井重里氏のほぼ日刊イトイ新聞で知られる「ほぼ日」は、2017年10月、「古典」を学ぶ学校をたちあげ、『中央公論』や『考える人』などの編集長を歴任した河野通和さんがその学校長に就任されました。いま、なぜあえて「古典」なのか。今回、岡山のご出身で、今年1月に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)を出版された河野さんを岡大に招き、いま僕らに人文学が必要な理由について、ご講演いただきます。

ほぼ日の学校長 河野通和氏講演会 
ことばを考える、ことばで考える ~いま僕らに人文学が必要な理由~

日時:2017年12月16日(土) 15:00~17:00
場所:岡山大学津島キャンパス 文法経講義棟 20番教室
講演者:河野通和氏(ほぼ日学校長)
司会:松村圭一郎(岡山大学文学部)

※一般公開の講演会で入場無料・事前申込不要です。
 駐車券もご用意しておりますが、数に限りがありますので、
 できるだけ公共の交通機関をご利用ください。

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河野通和(こうの・みちかず)氏のプロフィール
1953年、岡山市生まれ。大安寺高校、東京大学文学部卒業。78年中央公論社(現中央公論新社)入社。「婦人公論」編集長、「中央公論」編集長などを歴任。2008年同社退社。10年新潮社に入社し、雑誌「考える人」の編集長を務める(2017年春号で休刊)。17年3月同社退社、4月に「ほぼ日の学校」の学校長に就任。2018年には第1弾の講座として「シェイクスピア講座2018」が始まる。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)など。

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講演会チラシ(PDF)

主催:岡山大学文学部プロジェクト研究「映像表現と人文学」
問い合わせ先:visualhumanities[@]gmail.com(松村)

岡山大学文学部・プロジェクト研究「映像表現と人文学」について 
写真や動画など映像表現が氾濫する21世紀において、「ことば」をもとに成立してきた人文学をいかに再構想するか。人文学のあらたな探究/表現の可能性を考える共同研究。「映像」を軸に、異なる専門分野のメンバーが学生と市民に開かれた実験的な企画を行う。