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塚本 千秋(つかもと・ちあき)

教育分野(領域)

臨床心理学(児童青年精神医学)

キーワード

不登校、ひきこもり、家庭内力動、家族療法、個人心理療法、地域支援、学校教師のメンタルヘルス、教職員の不祥事対策

研究者としての私

何を研究しているか

  • 精神科医として思春期~青年期のクライアントの支援・治療に携わってきました。中でもとくに、現象としての「ひきこもり」、事例理解として「家族内力動」に関心をもって研究してきました。

その研究の特徴

  • 元来、「病気」と「病気でないもの」の境界はあいまいですが、精神医学においてはそのあいまいさが際立っています。たとえば「多動」や「衝動性」などは多くの人が持っている性格特性、行動傾向であり、ADHD(注意欠如多動性障害)かどうかの判断は、その人がおかれた環境や、その人自身の生活のしづらさによって変わってきます。
  • 同じように「ひきこもり」も、病的とみるか、一時的な退却(適応的行動)とみるかで、対応が変わってきます。病気というラベルを貼る(使う)ことで得られる安心感がある一方で、「過剰な病気化」が周囲の偏見を招いたり、当事者の現実問題への取り組み意欲を損ねている場合もあるようです。
  • これまでに、いわゆる臨床家としての活動とは別に、施策としての教職員のメンタルヘルス問題、成人の発達障害の問題、犯罪や不祥事の問題など、さまざまな領域に関わってまいりましたが、いずれも「どこまでが病気で」「どこからが性格 or 環境に対する健全な反応か?」という問題を考え続けてきている、といえましょう。

教育者としての私

学生に何を伝えたいか

「あれこれ考えること」の面白さが共有できるとよいですね。

授業の特徴

授業の流れは「一般的に受け入れられている知識を伝える」→「その知識についての異論・反論を提示する」→「正解がないのだ、という点でさまよってもらう」という循環になります。

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