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講演会&シンポジウム「大学と地域とが協働するケアラー支援−超高齢社会・人口減少社会と向き合うために−」開催のご案内

 超高齢社会・人口減少社会を迎え、介護および看取りに関わるさまざまな問題がクローズアップされています。そのなかで、介護者を支える仕組みづくりも大きな課題となっています。従来、介護者を支える活動は、家族会、行政、NPO法人などが主催する「つどい」の場、近年ではケアラーズ・カフェなどの取り組みがなされてきました。しかし、それらの取り組みにおいても、さまざまな課題が残されていることが指摘されてきました。
 本講演会&シンポジウムでは、これまで介護者を支える活動にほとんど関わることのなかった大学が地域と協働することで生まれる新しい「ケアラー支援」の形を模索したいと思っております。大学が取り組むケアラー支援として先端的な活動を展開している長崎大学ダイバーシティ推進センターより伊東昌子氏、内野睦美氏をお招きし、また地域での活動を展開している方々も交え、これからの「ケアラー支援」のあり方を考える一助となればと考えております。

【日時】11月19日(土)13:00〜17:00

【場所】岡山大学津島キャンパス・文法経1号館・2階会議室

・第1部 基調講演13:00〜14:30
【テーマ】「大学として取り組む介護者サポートの現状と展望」
【講師】伊東昌子(長崎大学ダイバーシティ推進センター・センター長)
 
・第2部 シンポジウム15:00〜17:00 
【テーマ】大学と地域とが協働するケアラー支援を考える
【パネリスト】 内野睦美(長崎大学ダイバーシティ推進センター・介護コンシェルジュ)
        岩月万季代(NPO法人てとりん理事長)
        田村由美子(介護者ほっとステーション「すまいる」)

【対象者】どなたでもご参加いただけます。 
【申込方法】申込不要 
【参加費用】無料 

【主催】平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「人文学研究を基幹とした介護と看取りの新たな研究領域の開拓と実践」
【共催】岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室
    科研費・基盤研究B「ケアの現場と人文学研究との協働による新たな〈老年学〉の構築」

チラシはこちら

問い合わせ先

岡山大学文学部准教授 本村昌文
TEL:086-251-7395
メール: tomtom@okayama-u.ac.jp