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映画『バベルの学校』上映会+意見交換会を開催しました。

 2月5日、岡山大学文学部は「違ったっていい 違ってるからいい 映画「バベルの学校」上映会+意見交換会」を開催しました。「バベルの学校」(監督:ジュリー・ベルトゥチェリ、2013年)は、世界各地からフランスにやって来た移民の子どもたちが言葉などを学ぶ適応教室を舞台に、子どもたちや家族の暮らし、思いを伝えるフランスのドキュメンタリー映画です。

 当日は、映画上映の後、本学部の金子真准教授による適応教室の解説につづいて、総社市役所人権まちづくり課 多文化共生推進委員の譚俊偉さんから岡山県内で暮らすブラジル人の子ども・若者たちの状況についてお話をいただきました。あわせて譚さんたちが立ち上げた「総社ブラジリアンコミュニティ&インターナショナルフレンズ」で、移住者と日本人が一緒に活動している様子についても紹介をしていただきました。

岡山県内のブラジル人の状況について講演する譚俊偉さんと若者たち
岡山県内のブラジル人の状況について講演する譚俊偉さんと若者たち

 

 その後、ブラジルにルーツをもつ若者4人も、ブラジルからの移動、日本の学校での経験、将来の夢などについて話をしてくれました。フロアからは、日本語学習やその支援体制などについて質問がありました。

 当日は、教職員や学生、市民など約40名が参加しました。ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。岡山大学文学部は、今後も学生・市民が集まり、今日的課題を共有し、語り合う場をもうけていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 *「総社ブラジリアンコミュニティ&インターナショナルフレンズ」についてはこちらもご覧ください。