カリキュラム

哲学・倫理学分野

■哲学領域

 哲学とは何か――この問い自体が哲学です。古代ギリシアで哲学の営みを打ち立てたソクラテスは、まさに「〜とは何か」を問い続けました。私たちがふだん当たり前に思っている人間と世界についての様々な観念を、言葉と論理を駆使して原理的に考え直すのが、哲学なのです。哲学領域では、人間の知そのものに関わる理論哲学と、人間の行為や活動、組織や制度に関わる社会哲学を両軸に、倫理学領域と連携しながら、哲学します。

■倫理学領域

 生老病死、貧困、離別、看取り、哀悼……現代社会がかつてとどれほど異なっているとしても、人間が生きていくうえで直面する困難は、時代を超え、地域を跨いで、相通じるものがあります。倫理学領域では、哲学領域と連携しながら、たとえば人々の死生観、病・貧困・老齢への向き合いを、日本の儒教・仏教・神道思想や西洋のギリシア=ローマ倫理思想・キリスト教思想などから、広く思想史的に考察していきます。